ドンチッチ共同創設のBCローマが元マブス幹部キルブリューを採用と発表
ルカ・ドンチッチとドニー・ネルソンが共同創設したイタリアのBCローマが、ダラス・マーベリックスで約30年間勤務したジョージ・キルブリューをグローバル事業統括社長に迎えたと発表した。
BCローマのビアンキーニ、セリエA復帰の熱気を語る
イタリア・セリエAで46年ぶりにローマのダービーが実現する。BCローマの名誉会長バレリオ・ビアンキーニがクラブの長期ビジョンやドンチッチとの関係、NBA欧州構想との接点を語った。
イタリア・セリエAで46年ぶりとなるローマのバスケットボールダービーが実現する。マクシマ・ローマとBCローマがパラエウルで対戦する一戦を前に、BCローマの名誉会長バレリオ・ビアンキーニがラ・レプブリカ紙の取材に応じ、クラブの展望やローマのバスケットボール文化について語った。
ビアンキーニは「熱気を肌で感じている。ローマではダービーの経験がまだ浅く、ファン層も固まっていないが、熱意だけは十分にある」と述べた。会場には少なくとも6000人の来場が見込まれており、収容1万2000人のパラエウルが久しぶりにバスケットボールの舞台として注目を集めている。
ビアンキーニは、ローマが6年間セリエAから遠ざかっていたことに触れ「ローマはバスケットボールの復活を求めていたし、リーグ全体もローマを求めていた。NBAが欧州プロジェクトにローマを含めたのも偶然ではない」と語った。人口400万人を抱えるローマの市場が長年手つかずだったことを指摘し、1980年代にミラノとローマの対立軸がイタリアバスケットボール史で最も美しい時代を作ったと振り返った。ビアンキーニ自身、ヴィルトゥス・ローマの監督としてイタリア選手権、ヨーロッパカップ、インターコンチネンタルカップを制覇した実績を持つ。当時のチームにはローマ出身の選手が9人いたという。
ビアンキーニはパラエウルにまつわるエピソードも明かした。1977年にチームが同会場で練習を始めた際、荒れた状態のコートを前に「ここにはジェリー・ウェストやオスカー・ロバートソンの足跡が残っている」と若手選手に伝えたところ、ある選手が「そりゃそうでしょう、一度も掃除されていないんですから」と切り返したという。米国代表がオリンピックで金メダルを獲得した際に使われた会場であり、ビアンキーニにとって特別な場所である。
BCローマの中心選手はニコ・マニオンで、ビアンキーニは「魅力的な選手」と評した。マニオンの母ガイア・ビアンキはオスティア在住で、既に熱心なサポーターになっているという。クラブの会長を務めるのは、NBA史上屈指の名将ドン・ネルソンの息子ドニー・ネルソンである。ビアンキーニはドニーについて「数週間前に亡くなった偉大な監督の息子であり、ダラスで初めてトップクラスの欧州選手をNBAに連れてきた人物だ。ノヴィツキーもドンチッチもマーベリックスだった」と語った。
ルカ・ドンチッチもBCローマのグループに参画しており、既にローマを訪問して屋外コートで若者と一緒にプレーし、地元関係者と面会したとビアンキーニは明かした。「彼はスロベニア人であり、大西洋のこちら側でプレーすることの意味、心と魂でプレーすることの意味を理解している」と述べた。
BCローマのプロジェクトに対しては「資金で愛は買えない」という懐疑的な声もある。ビアンキーニはこれに対し、プロスポーツにおける財政的持続性の重要さを強調した。ユーロリーグへの参入かNBA欧州リーグへの参加かという問いについては、クラブが長期的に存続する意思を持っていることを前提に「どちらの枠組みであれ、BCローマはここに残り続ける」との姿勢を示した。NBAが欧州構想にローマを組み込んでいることは、同クラブの将来の選択肢を広げる要素となっている。
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