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The Hoop Collective(2026年10月9日配信)でラファエル・ストーンが語った

マカオ・メディアデーで語られたロケッツの設計図とマーベリックスの新戦力

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番組ザ・フープ・コレクティブ

The Hoop Collective(2026年10月9日配信)でブライアン・ウィンドホーストとティム・マクマホンがマカオからプレシーズン特番を届けた。

ベネチアン・アリーナで開催されたメディアデーでロケッツGMラファエル・ストーン、ジャバリ・スミスJr.、マーベリックスのナジー・マーシャル、元NBA選手のショーン・マリオンとカルロス・ブーザーに連続インタビューを行い、ロスター編成の哲学から2011年ファイナルの舞台裏、息子のNBA入りまで幅広い話題が語られた。

ストーンはエプロン時代のドル配分を「GMの最重要業務」と位置づけた

ロケッツGMラファエル・ストーンは、若いコアのほぼ全員とエクステンションを締結してきた手法について聞かれ、サラリーキャップ、ラグジュアリータックス、ファーストエプロン、セカンドエプロンという複数の制約の中でどこにドルを振り分けるかが最も重要な仕事だと語った。

「使える金額には上限があって、サラリーキャップがあって、ラグジュアリータックスがあって、今はファーストエプロンもセカンドエプロンもある。そこにどう予算を振り分けるか——それが自分たちの選択であり、判断です」

— ラファエル・ストーン [04:18]

ストーンは契約交渉そのものはビジネスだが、選手との関係はビジネスではないと線を引いた。誠実さに基づいた関係を築くことが鍵だと強調し、自分が事前に伝えた通りの行動をとっているのに怒らないでほしい、ただし選手側にも「ノー」と言う権利はある、とバランスの取れた姿勢を示した。

「誠実さに基づいた良い関係を築けば、うまくいくものです。私がこう振る舞うと言って、実際にそう振る舞えば、文句を言われることはまずないはずです」

— ラファエル・ストーン [05:22]

ウィンドホーストがシェングンのためにトルコに10日間滞在した件を持ち出すと、ストーンはドラフト時から訪問を約束していたと明かした。選手自身が掲げた目標を聞き、そこから外れたときにはっきり指摘するのが自分の役割だと述べ、率直さを持ち味にするスタイルをのぞかせた。

KD獲得でも「75人のベテラン補強」はしないと合意していた

マクマホンが「KDウィンドウ」と若手育成の両立について質問した。ストーンはケビン・デュラントをトレードで迎える前に、ベテランを大量に集めて周りを固めるやり方にはしないと本人と合意済みだったと明かした。

「彼も、若い選手たちと一緒にプレーすることになると、チームは今の姿に近いものになると理解した上で来てくれました。実際そうなっています」

— ラファエル・ストーン [07:17]

ストーンはウィンドウを意図的に縮めてオールインするチームについて、具体名は出さなかったものの「成功率は本当に、本当に低い」と繰り返した。より多くの成功を収めたチームは有機的に積み上げてきたチームだと述べ、ロケッツもその路線を目指していると語った。ウィンドホーストも「有機的な積み上げで勝つのは一番やりがいのある勝ち方」と同意した。昨シーズンはフレッド・バンブリートが全休、シェングンが半シーズン以下の出場、デュラントがプレーオフ欠場という状況でも52勝を挙げたが、プレーオフ1回戦を突破できなかった。ストーンは健康でなければプレーオフでは勝てないと現実を直視しつつ、チームが進むべき道筋には手応えを見せた。

「チャンピオンシップ獲得のためにウィンドウを意図的に縮めて『全部賭ける』チームについては——成功例がないとは言いません。具体名は出しませんが、いくつかのチームは実際に成功しています。ただ、そういうやり方の成功率は本当に、本当に低いと思います」

— ラファエル・ストーン [08:17]

エイメン・トンプソンの可能性は「文字通り無限大」

マクマホンがエイメン・トンプソンの評価を尋ねると、ストーンはルーキーイヤーの半ば以降、トンプソンがコートに立つとチームが「あらゆる面で良くなる」と具体的な指標を並べた。ターンオーバーが減り、相手のターンオーバーが増え、リバウンドが取れ、シュート確率が上がり、フリースローも良くなると列挙し、身体的な才能に加えて人格とメンタリティも兼ね備えているため可能性は無限大だと評した。

「ターンオーバーが減る、相手のターンオーバーが増える、リバウンドが取れる、シュート確率が上がる、フリースローも良くなる。彼がいると全部良くなるんです」

— ラファエル・ストーン [10:25]

一方でリード・シェパードについては、キャンプでのプレーが昨季終盤より一段階上のレベルから始まっており、今季はスターターとして出場する見込みだと報告した。ただしエイメン・トンプソンほどの体格がないため守備で狙われる場面もあると認め、乗り越えるべき課題があるとした。ストーンは若い5人がコートに揃ったとき、プレーオフでレイカーズ相手にすべての時間帯を勝っていたと振り返り、その5人を出せなかった時間帯が苦しかった点を積み上げの材料と位置づけた。

「今年のスターターになりそうな感じです。キャンプでのプレーを見ていると、去年の終盤より少し上のレベルからスタートしている感じで」

— ラファエル・ストーン [12:45]

マーシャルのフローター成功率58.1%はノンビッグで1位だった

マーベリックスのナジー・マーシャルは今夏に新たなエクステンションを獲得した。マクマホンがデータを披露し、昨季5〜9フィートのフローターゾーンで100本以上打ったノンビッグ79人の中で、マーシャルのFG成功率58.1%がリーグ1位だったと伝えた。フローターの成功数でもジェイレン・ブランソンとノンビッグ1位タイだったという。マーシャルはペリカンズ時代にはほかの選手の控えに回り出場機会が限られていたが、マーベリックスに移って機会が増えるにつれ武器を発揮できるようになったと振り返った。

「フローターは以前からずっと自分のためになってきた武器で、最高のレベルで通用させるには、シンプルに徹することが大事。自分に合ったものを見つけて、それを何度も繰り返す」

— ナジー・マーシャル [23:39]

マーシャルはクーパー・フラッグについても「本当に怖い存在」と評価した。昨シーズンは恵まれた環境ではなかったにもかかわらず素晴らしいシーズンを送り、カイリー・アービングが復帰した今季はさらにレベルが上がると期待を込めた。ウィンドホーストが「全体1位指名なのに過小評価されているのでは」と水を向けると、マーシャルは「まさにそれを言いたかった」と即答した。

「彼の適応力、ゲームへの理解度、純粋なバスケットボール選手としての能力、俺は本当に、本当に過小評価されてると思います」

— ナジー・マーシャル [26:03]

新HCダスティ・メイについてもマーシャルは高く評価し、オフェンス面でのプレーコールの質やポジティブなエナジー、「不満禁止・陰口禁止」というチームルールへの好感を語った。

マリオンが振り返る2011年ファイナルの守備変更とJ・バレアの起用

ショーン・マリオンはマクマホンから殿堂入り候補としての数字を突きつけられた。通算17,000得点・10,000リバウンド・1,500ブロック・1,000スティールを達成した選手はハキーム・オラジュワン、ケビン・ガーネット、カール・マローン、レブロン・ジェームズ、そしてマリオンの5人だけだという。マクマホンはさらに、オールディフェンシブチームに一度も選ばれなかったことを「歴史的に見ても最大の不思議の一つ」と指摘した。

2011年ファイナルについてマリオンは、最初の2試合は主にレブロンを守っていたが、途中からD・ウェイドのポストアップがより大きな脅威になったため守備の割り当てを変えたと回想した。

「最初の2試合は主にLeBronを守ってたんだ。でもその後、D-ウェイドのポストアップが俺たちにとってより大きな脅威になってきたから、俺はD-ウェイドを守る方に移ったんだよ」

— ショーン・マリオン [34:18]

シリーズ2勝1敗で負けていた状況でリック・カーライルHCがJ・バレアをスターターに入れた采配についても、相手がそれに対応できなかったと振り返り、当時のゲームでは試合ごとの調整が勝敗を分けたと語った。マリオンはこのシリーズを「チームの優勝」と呼び、15番目のロスターから1番目の選手まで全員が貢献したと強調した。

「あの旅路を振り返ってみると、ポートランド、レイカーズ、OKC、そしてマイアミ・ヒートを倒してきた。いや、すごい道のりだったよ」

— ショーン・マリオン [32:09]

ウィンドホーストはセカンドエプロンを「見せかけの壁」と批判した

ウィンドホーストはニックスのカール・アンソニー・タウンズの契約状況を引き合いに、現在のNBAにおけるオーナーと選手の力関係を鋭く批判した。セカンドエプロンは超えてはいけないという法律ではなく、オーナーたちが「コンクリートの壁のように見せたい」だけで本当のハードキャップではないと指摘した。そのうえでジェイレン・ブランソンがディスカウントで契約し、ビクター・ウェンバンヤマが22歳で最初のマックス契約なのに減額を受け入れている現状を挙げ、「オーナーたちは大喜びだ」と断じた。

「セカンドエプロンも導入した。でもセカンドエプロンを超えちゃいけないという法律はない。彼らがコンクリートの壁のように見せたいだけで、本当の壁じゃない」

— ブライアン・ウィンドホースト [40:14]

マリオンはこの議論に対し、選手にはしっかり稼いでほしいとしながらも、オーナー側の立場として「チームを売るまでお金にならない。毎シーズン回るお金のほとんどはチームの運営費に消えていく」と反論した。マクマホンは「優勝争いができるチームを作る資金がないなら売れ」と応じ、三者で意見がぶつかる場面となった。マリオンは最終的に、ニックスは全員がまだ契約下にいるのだから「連覇を目指せ」と話をまとめた。ウィンドホーストがマリオン自身のキャリアに引きつけ、2011年の優勝後にオーナーがタイソン・チャンドラーを手放した例を持ち出すと、マリオンも苦い記憶として認めた。

「今は全員契約中なんだから、早めに何かまとめられるなら、それはそれでいいよ。でも今は現役で契約があるんだから、連覇を目指せよって話」

— ショーン・マリオン [43:30]

ウィンドホーストはマカオでのプレシーズン2試合のうち1試合にカイリー・アービングがACL復帰後初めて出場する予定であること、自身がクーパー・フラッグを初めてライブで観る機会になることにも触れ、番組を締めくくった。

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