トゥマニ・カマラが語ったブレイザーズの変化――「今年は『何とか滑り込めれば』じゃない」
Portland Trail Blazers インタビュー(2026年9月29日配信)でトゥマニ・カマラがトレーニングキャンプ初日の手応えを語った。
ブレイザーズのインタビュー(2026年10月9日)でトゥマニ・カマラが語った
チームブレイザーズ
Portland Trail Blazers インタビュー(2026年10月9日配信)でトゥマニ・カマラがチームの現在地を語った。
自身のリーダーシップの変化、マイカ・ノリ新HCのコーチングスタイル、チーム全体のアンセルフィッシュな姿勢、そして同期スクート・ヘンダーソンの成長と、プレシーズンのブレイザーズの空気を伝える内容になっている。
カマラは自身のリーダーシップについて、周囲の後押しが大きいと明かした。コーチ陣やチームメートから「もっと声を出してほしい」「もっと存在感を出してほしい」と求められるようになり、自然とリーダーとして動けるようになったと振り返った。
「毎日エネルギーを出してプレーしているのを見てもらえているから。選手たちからも、組織のみんなからも、そういうリスペクトをもらえているからこそ、リーダーとして動けるようになったんだと思います」
— トゥマニ・カマラ [00:12]
記者から「声をかけたとき、反発されたことはないか」と聞かれると、カマラはチーム内の相互リスペクトを強調した。誰が発言しても同じ真剣さで耳を傾ける文化が根付いていると語り、ジェイク・ラカンやデイミアン・リラードといった具体的な名前を挙げた。
「だから誰が何を言っても同じなんです。ジェイク・ラカンでも俺でも、デイムが何か言っても、みんな同じくらい真剣に聞く。お互いへのリスペクトと集中力がある、そういうチームです」
— トゥマニ・カマラ [00:40]
発言する側の立場に関係なく全員が同じ姿勢で聞くというのは、若いロスターでリーダーシップを分散させるうえで重要な土台になる。
話題はマイカ・ノリHCのコーチングスタイルに移った。ノリHCは「メッセージは常に短く」というスタイルを公言しているが、カマラはその裏にある計算の深さを評価した。長いアシスタントコーチ時代の経験から選手の扱いを理解しており、冗談と真剣さの使い分けも含めて意図的に設計されたコミュニケーションだと感じているという。
「コミュニケーションのとり方も、冗談を言って話しかけやすい雰囲気の作り方も、全部計算されているというか。そういう人と一緒に働くのは本当にやりやすいですよ」
— トゥマニ・カマラ [01:11]
オープンマインドで選手の意見を受け入れる姿勢も強調した。一方で、前日の練習ではスクリメージの途中でホイッスルを吹き、プレー内容を「受け入れられない」と一喝する場面があったと記者から指摘された。カマラはこの一幕を肯定的に受け止めた。試合当日でもエネルギーが出ない日はあり、そのときこそヘッドコーチやリーダーが反応しなければならないと語った。
「チームの頭であるヘッドコーチか、チームのリーダーが必ず反応して、チームを目覚めさせて、『これじゃない、こんなプレーをしていてはダメだ』って気づかせないといけない」
— トゥマニ・カマラ [01:49]
問題を翌日に先送りせず、その場で修正する姿勢にリスペクトを示し、「流してしまうコーチは困る」とも付け加えた。
「何でも流して、『まあ明日うまくやればいいか』って放っておくコーチは困りますよね」
— トゥマニ・カマラ [01:49]
明るい人柄と厳しさの両立が、ノリHCへの信頼を支えていることがカマラの言葉から伝わった。
これまでプレーした中で最もアンセルフィッシュなチームはどこかと問われ、カマラは「正直、今のチームだと思います」と即答した。タレントが揃いボールが動きやすい環境を理由に挙げつつ、長期離脱から復帰した選手とのフィット感はまだ模索中だと正直に認めた。自身やシェイドン・シャープのような選手が復帰組をどう引き立てるか、オフェンスの役割分担を探っている段階だと説明した。
「俺やシティみたいな選手は彼らをどう引き立てるかを考えている。オフェンスでどうフィットするか、どこでサポートして、どこで自分たちのシュートチャンスを作るか。みんなまだ探っている段階です」
— トゥマニ・カマラ [03:02]
エゴが生まれない理由についてはコート外の関係性に言及した。互いを大切に思い、誰かのポジションを奪おうとする雰囲気がないからこそ、コート上でもセルフィッシュなプレーが出にくいと語った。
「誰かの立場を奪おうとか、自分だけ目立とうとする人間がいない。みんなで勝ちたいだけなんです」
— トゥマニ・カマラ [03:43]
ディフェンスでもオフェンスでも互いを気にかけることがチームの強みになると締めくくり、個々の数字よりチームの勝利を優先するメンタリティが浸透している様子を伝えた。
同期のスクート・ヘンダーソンについて聞かれると、カマラは4年目を迎えたパートナーの変化を絶賛した。身体能力やスキルはもともと高かったが、今年はメンタル面で全てがつながったと評価した。
「スクートは昔からとびきりのアスリートで、スピードもあって、フィニッシュもドライブもシュートもうまかった。でも今はメンタル的に全てがまとまってきたと思う」
— トゥマニ・カマラ [04:18]
具体的には、ドライブからの判断が毎回正しくなった点を挙げた。この夏を通じて「そこはこうすべきだった」と感じる場面が一度もなかったという。ディフェンスでも泥臭くプレーできるようになり、チームへの貢献の幅が広がった。
「ドライブするたびに判断が正しくて、チームに必要なプレーをしている。成長ですよね、経験を積んで大人になっていく」
— トゥマニ・カマラ [04:18]
カマラは「結局スクートはコンフィデンスが全て」と語り、自信を得たことが成長の核だと見ていた。同期として毎日その変化を目にしてきた立場からの評価だけに、説得力がある。
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