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サンズのインタビュー(2026年10月13日)でコリン・ギレスピーが語った

コリン・ギレスピーが語るケナードの衝撃、信仰のルーティン、自分の「スーパーパワー」

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/ 3日前

チームサンズレイカーズ

ロッカーで囲み取材に応じるコリン・ギレスピー
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Phoenix Suns インタビュー(2026年10月13日配信)でコリン・ギレスピーが練習後の囲み取材に応じた。

プレシーズン3試合を終えた時点での手応えとして、新加入のルーク・ケナードとの連携、試合前に祈りを捧げるルーティンの意味、自分やチームメイトの「スーパーパワー」、そしてディフェンス面の課題について幅広く語った。

ケナードには「まず打て、後で考えろ」と伝えた

記者からプレシーズン3試合でルーク・ケナードと多くの時間をコートで共有した感想を聞かれると、ギレスピーはケナードのバスケIQの高さとプレーメイク能力を高く評価した。具体的なエピソードとして、後半にスプーン(スパニュラス)アクションを走った場面を挙げた。ケナードがシュートを決めてストップを取った後、クォーター残り15秒ほどでトランジションからギレスピーがスキップパスを出し、ケナードがグッディにスウィングした場面があった。いいシュートではあったが、ギレスピーはケナードに直接こう伝えたという。

「昨シーズンの3ポイントが48%でしょ、意味わからないんですよ(笑)、だから言ったんです。『打てよ』って」

— コリン・ギレスピー [04:46]

ケナードは「グッディが空いていた」という趣旨の返答をしたが、ギレスピーは「まず打って、後で聞けよ」と重ねた。昨シーズン3ポイント成功率48%という数字を根拠に、オープンなら迷わず打つべきだという考えを明確に示した。さらにケナードのミッドレンジやペースチェンジの巧さについても記者から問われると、驚きはないと答えた。

「去年、レイカーズの他の選手が欠場してるときに彼がボールをかなり持つようになって、たくさん見てたんで」

— コリン・ギレスピー [05:49]

シーズン終盤のサンズ戦でもやられた経験があり、プレーオフでもケガ人が出た最初の2試合でケナードがほぼ一人で攻撃を背負い、ピック&ロール、ミッドレンジ、フィニッシュまですべてこなしていたのを見ていたと語った。対戦相手として身をもって知っていたからこそ、今同じチームにいることへの期待が大きい。

マイケル・ポーターJr.は「人生で見た中で一番のタフショットメイカー」

歴代で一緒にプレーした最高のシューターは誰かという質問に対し、ギレスピーはケナードとグレイソン・アレンをまず上位に挙げた。デビン・ブッカーとケビン・デュラント(KD)についてはキャッチ&シュートやタフショットの場面で抜群だったと評価した。そのうえで、一人だけ別格として名前を出したのがマイケル・ポーターJr.だった。

「マイケル・ポーターJr.は、タフショットメイカーとしても、ワークアウトのシューターとしても、自分が今まで見た中で一番かもしれないですね」

— コリン・ギレスピー [06:58]

練習を含めた場面まで広げて「人生で見た中で一番」と言い切った。ワイドオープンならケナードやアレンが上位に入るが、難しい体勢から決める能力ではポーターJr.が頭一つ抜けているという評価になる。ギレスピー自身もシューターとしてリーグに生き残っている選手だけに、この言葉には実感がこもっていた。

試合前の30〜60秒の祈りが「帰る場所」になっている

国歌斉唱中のルーティンについて記者から掘り下げられると、ギレスピーは毎試合30〜60秒間祈りを捧げていることを明かした。内容は毎回おおむね同じで、信仰が自分にとって非常に大きな存在だと語った。怪我で多くの時間を失ってきた経験が、このルーティンを欠かさない理由になっている。

「長い時間を欠場してきたし、30秒から60秒だけ座って振り返って、祈って、気持ちを落ち着かせて、結局どんなにいいプレーをしようが、悪いプレーをしようが、帰る場所があるんだって確認できる時間というか」

— コリン・ギレスピー [03:21]

プレーの出来に左右されない拠り所を持つことが「自分の根っこ」だと表現した。成功を収めた今でもその信仰を保てている理由を聞かれると、育ってきた環境や家族、友人、パートナーの存在を挙げた。

「常により良くなりたい、もっと学びたい、人としても選手としても成長し続けたいっていう気持ちがすごく強いんで」

— コリン・ギレスピー [04:00]

周囲の人間が自分を謙虚でいさせてくれるおかげで「現状に甘んじて『もうこれでいい』となりたくない」という姿勢を保てていると語った。試合前のわずかな時間が、競争の激しいNBAの中で精神的な安定をもたらしていることがうかがえた。

「スーパーパワー」を見つけてその周りで戦う

ルーキーイヤーからの成長について聞かれると、ギレスピーは試合のスピードに慣れてゲームがスローダウンしたことが最大の変化だと答えた。チャンスをもらってレップ(実戦経験)を積むうちに、自分の「スーパーパワー」が何かを見つけられたという。

「自分のスーパーパワーはシューティングで、そのシュートをどうやって打てる場面を作るかっていうことだと思います」

— コリン・ギレスピー [07:39]

オフボールでのキャッチ&シュート、ゲットアクションやピック&ロールからの3ポイントが自分の最大の武器だと位置づけた。さらにチームメイトのスーパーパワーについても語り、グッディはオフェンスリバウンドへの嗅覚、ケナードは3ポイントシューティング、カマンはリムプロテクトとそれぞれの強みを挙げた。

「みんなそれぞれ自分のニッチがあるんですよ、それを見つけてその周りで戦うっていうのが大事だと思いますね」

— コリン・ギレスピー [08:19]

各選手が自分の突出した能力を軸にプレーの幅を広げていくという考え方は、ベンチメンバーがローテーションに定着するうえでの指針にもなっている。

スプリットアクションへの対応は「新しいグループ」の課題

プレシーズンの試合でダブルドラッグからのスプリットアクション(リップアクション)に対して失点がかさんだ点について記者から指摘されると、ギレスピーは率直に認めた。相手がスクリーンの下に入ってしまうと守りにくく、すべてフロアの上に押し出すように読まなければならないと説明した。

「あのアクション一つで失点しすぎた。フィルムを見て詰めて、あとはレップを積むだけですよ。新しいグループだから、コミュニケーションの練習を積んでいかないといけない」

— コリン・ギレスピー [09:04]

具体的な改善策として、ボディにハンズオンして相手を特定の方向に誘導し、スクリーンで確実にぶつかり合うことが重要だと述べた。新しい顔ぶれのチームである以上、連携を積み重ねるしかないという認識を示した。また、ベンチメンバーが出場前にコートに足をつける「get your feet wet」というルーティンについても紹介し、昨シーズンにライアンとグッディが始めた習慣で、いつでも試合に入れる準備を整えるためのものだと説明した。ブッカーがベンチ側にいる試合でも全員が同じようにやると語り、チーム全体の意識づけとして根付いていることがうかがえた。