ブルックスが語るサンズの若さとベテランの役割
Phoenix Suns インタビュー(2026年10月16日配信)でディロン・ブルックスがシュートアラウンド前の囲み取材に応じた。
サンズのインタビュー(2026年10月13日)でジョーダン・グッドウィンが語った
チームサンズ
Phoenix Suns インタビュー(2026年10月13日配信)でジョーダン・グッドウィンが練習や試合に向かう姿勢を語った。
約9分間のメディア対応で、自身のエネルギーの源泉、チームメイトの成長、ブッカーの現在地、そしてNBAの世代交代まで話題は広がった。
コーチから「チームの第2クォーターの火付け役」と評されているグッドウィンに対し、記者がその秘訣を尋ねた。グッドウィンは、施設に着く前からスイッチが入っていると答えた。
「俺はただエネルギーを持ち込むだけだよ。アリーナに入った瞬間からもうスイッチが入ってる感じ。今日の練習もそうだったけど、俺はもうギンギンだった。理由もなくテンション上がりきってたよ」
— ジョーダン・グッドウィン [00:06]
このエネルギーは作り物ではなく、子どもの頃から変わらない性格だと説明した。外で遊んで足に擦り傷をつくって帰る子どもだったという。記者がフェイスマスクの行方を聞くと、今シーズンは当面つけないが「また顔に当たったらすぐマスク復活すると思う」と笑った。昨シーズン着用していたマスクは顔への接触がきっかけだったことがわかる。施設に着けばウェイトルームでも音楽が流れており、チームメイトのエイメン・トンプソンが朝からケイティ・ペリーやアデルを全力で歌っているという雰囲気も、テンションを上げる要因だと語った。試合前のルーティンとしては、国歌斉唱の間に祈り、プレーゲームの前に息子たちのことを考えると明かした。
「国歌の間は祈ってる。国歌に合わせて祈るんだ。それから、プレゲームの前には少しの間、息子たちのことを考えて、誰のためにやってるかを思う。それが一番自分を奮い立たせてくれる」
— ジョーダン・グッドウィン [01:54]
父親が牧師で教会で育ち、礼拝で歌い、ドラムも叩いていたというグッドウィンにとって、信仰は日常の一部だと話した。
新加入のルーク・ケナードがチームのスタイルに適応できているかを問われた。グッドウィンによると、ケナードは初日に「本当にゴール下まで全力で突っ込まないといけないの?」と聞いてきたという。グッドウィンはゴール下に突っ込む必要はなく、誰かに触りにいくだけでいいと伝えたうえで、オフェンシブリバウンドを取ったらスリーを打って構わないというチームのルールを教えた。
「リバウンドを取ったらスリーを打ち放題だって伝えた。リバウンド取ったら打っていい。誰も何も言わないから」
— ジョーダン・グッドウィン [03:27]
グッドウィンはケナードをベテランで競争心がある選手だと評価した。さらに、シューティング力のイメージが先行して気づかれていないが「実は守備もかなりいい」と語り、チームにフィットすると太鼓判を押した。このルールはグッドウィン自身にもあてはまり、リバウンドを取ったらコーナーまで持っていって誰もいなければそのまま打つと話した。シューターとしての評価が定着しているケナードの守備面を、実際にプレーしている選手の目線から再評価した形になる。
記者がグッドウィンの3ポイントシュートについて「昨シーズンよりさらにレベルが上がっているように見える」と水を向けると、グッドウィンは今が一番いい状態だと断言した。今夏は昨夏以上にシュート練習を積んだという。
「シュートに関しては今が一番いい状態だよ。この夏もまたしっかり練習して、去年の夏より多くシュートを打った。着実に進歩し続けているのを感じる」
— ジョーダン・グッドウィン [04:02]
オープンでもコンテストされても決めるという自信を見せ、「夏中ずっと打ってきたから」とその裏付けを語った。記者が続けてライアン・ダンの成長ぶりを聞くと、グッドウィンはディフェンス面で大きな飛躍を遂げていると評価した。フィジカルとアスレティシズムを活かせるようになり、自分のポジションを理解し始めているという。
「そうだね、ライアンは今すごい大きな飛躍をしてる。特にディフェンス面で」
— ジョーダン・グッドウィン [04:29]
オフェンスでもリバウンド、プレーメイク、スリーポイントと「全部正しいことをやってる」とダンの万能ぶりを認めた。グッドウィン自身のシュート向上とダンの急成長は、いずれもこの夏のたゆまない練習から生まれたものだと語った。
試合後にスタッツのどこを最初に見るかと聞かれると、グッドウィンは即答した。まずスティール、次にリバウンド、そしてプラスマイナス。この優先順位はずっと変わっていないという。記者がスタッツの記録方法について話を広げると、グッドウィンはドライブでボールをはたき落としたプレーがスティールではなくブロックとして記録されることへの不満を口にした。
「特にペイントに入っていってかき下ろした時。スティールをくれよ。ブロックじゃないって」
— ジョーダン・グッドウィン [05:20]
昨シーズンも「フィルムを戻して見ないと。1個見逃してると思う」と確認を求めたことがあったと明かした。いつも1、2本はスティールがブロックとして記録されていたといい、記録係への注文はグッドウィンの恒例行事のようだった。スティールへのこだわりは、グッドウィンがディフェンスを自分のアイデンティティとして捉えていることの表れといえる。コリンもグッドウィンのスーパーパワーとして「ディフェンスに加えて、リバウンドでどこにボールが来るかを感知する能力」を挙げていたという。
チームの年齢構成の話題では、デビン・ブッカーが間もなく30歳を迎え、ロスター最年長クラスであることが話に上がった。ただしブッカーは18歳でNBAに入っており、キャリア年数ではチームで最も長い。記者が「衰えを感じるか」と聞くと、グッドウィンはまったく感じないと即座に否定した。
「いや、まったく。特にこの夏、さらに強くなってパワーも速さも上がった気がする。30歳になろうとしてるけど、まだピークの真っ只中にいると思うよ」
— ジョーダン・グッドウィン [06:37]
グッドウィン自身もNBA6年目で28歳を迎えるが、すでにチーム内ではベテラン扱いされている。シューティングの時間枠が「遅い枠」になったことに驚きつつも、若い選手が多いことでエネルギーや練習の競争レベルが高いとポジティブに捉えた。自身のルーキー時代にはグレッグ・モンローら35歳前後のベテランが先輩にいたが、今はブッカーの30歳がチーム最年長という時代だと語り、リーグの変化を実感していた。
チームメイトの「スーパーパワー」も紹介した。ブッカーのボールハンドリング、ビヨンボのスピード、ボル・ボルのブロックへのリカバリー能力を挙げた。エイメン・トンプソンについては、今は過小評価されているが将来的にはシュートがスーパーパワーになると予想した。
「マン・マンのスーパーパワーは、数年後にはシュートだと思う。今のうちにマン・マンのジャンパーを見くびってる人が多いと思うよ」
— ジョーダン・グッドウィン [08:00]
グッドウィンのインタビューからは、若いロスターが競争と活気に満ちた空気をつくり出している今季のサンズの姿が浮かび上がった。
コメント(0 件)
まだコメントはありません。