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The Hoop Collective(2026年10月14日配信)でティム・マクマホンが語った

セントラル・ディビジョン5チームの現在地——キャブスの賭け、ピストンズの穴、バックスの苦境

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チームニックスブルズピストンズペイサーズバックス

番組ザ・フープ・コレクティブ

ポッドキャストで語るティム・マクマホンの後ろ姿
イメージ画像(AI で生成)

The Hoop Collective(2026年10月14日配信)でブライアン・ウィンドホーストがセントラル・ディビジョン全5チームのシーズン展望を語った。

ティム・マクマホン、ヴィンス・グッドウィルとともに、ピストンズの2番手クリエイター不在、キャブスのモブリー残留の賭け、ペイサーズのズバッツ獲得、バックスのポスト・ヤニス再建、ブルズのエプロン時代のタンク戦略まで、約54分にわたって掘り下げた。

ピストンズは60勝チームなのに2番手クリエイターがいない

ピストンズは昨季14勝から44勝、さらに60勝へと躍進したが、プレーオフ2回戦で敗退した。今夏はトバイアス・ハリスを失い、ジョン・コリンズで補強した形だが、マクマホンはロスターに残る根本的な欠陥を指摘した。ケイド・カニンガムというMVP候補がいる一方で、攻撃の2番手が崖のように落ちるという構造的な問題を抱えている。オースティン・リーブスやカワイ・レナードへの接触もあったが実現せず、ノーマン・パウエルも獲得できなかった。

「MVPレースに絡める選手が中心にいて、その次の攻撃オプションとなると崖のように落ちてしまう。2番目のクリエイターがいないんだよ」

— ティム・マクマホン [08:42]

グッドウィルはJ.B.ビッカースタッフをコーチ・オブ・ザ・イヤー投票で1位にしたと明かしたうえで、今季はレギュラーシーズンの戦い方をプレーオフ仕様に転換する必要があると述べた。ジェイレン・デュレンが4000万ドル超の契約で戻るならオールNBA級の活躍が求められると強調し、イースト上位6位入りも確約できない状況だと語った。

「ジェイレン・デュレンが4000万ドル以上で戻ってくるなら、その額に見合う、いやそれ以上のパフォーマンスを出す必要がある」

— ヴィンス・グッドウィル [05:06]

マクマホンはイースト全体を見渡しても「絶対にトップ6に入ると確信できるチーム」はニックスくらいしかないと発言し、ピストンズが自らの成功が生む期待に押しつぶされるリスクを示唆した。

キャブスはモブリーを手放さずワトソンに全力投球した

キャブスは今夏2つの大きな動きをした。1つはドノバン・ミッチェルとの長期エクステンション。契約終盤には平均年俸約7000万ドルに達する巨額契約で、全盛期をクリーブランドに捧げる形となった。ウィンドホーストはミッチェルがレギュラーシーズンの勝率では現役屈指だが、カンファレンスファイナルでは1勝もできていない点に触れた。

「プレーオフで壁を越えられていない、というのはやっぱり言えることだよね。素晴らしいプレーオフでのパフォーマンスを残してきたのは確かだとしても」

— ティム・マクマホン [12:55]

もう1つの動きはデプスを削ってペイトン・ワトソンを獲得したことだ。ディーン・ウェイド、マックス・ストゥルース、キーオン・エリスら複数のローテーション選手と将来のドラフト1巡目指名権を放出した。ジェームズ・ハーデンには3年全額保証の契約を与え、ワトソンの給与枠を捻出するためにハーデンに1年分の全額保証を積み増して減俸を受け入れさせた。ヤニス・アデトクンボやジェイレン・ブラウンのトレードにエバン・モブリーを出すこともできたが、フロントはモブリーを手元に残す決断を下した。

「エバン・モブリーはゲームを上げて、ロスターの中で最高の選手になれるのか。このイースタン・カンファレンスでキャブスを壁の向こうへ連れていける最高の選手に彼はなれるのか。それが彼らの賭けなんだよ」

— ヴィンス・グッドウィル [16:50]

マクマホンはモブリーが年俸5000万ドル超の選手でありながら平均18得点にとどまっている現状を「キツい」と評した。ロスターの柔軟性はほぼなく、大きく動かすならジャレット・アレンをトレードに出してモブリーをセンターに回すしかないが、215ポンドのモブリー本人もチーム側もそれに消極的だと述べた。

「1試合平均18点のスコアラーに年5000万ドル超を払うのはキツい。本当にキツいよね」

— ティム・マクマホン [17:37]

このためケニー・アトキンソンHCはリーグで最もプレッシャーのかかるコーチの一人としてシーズンに入ることになる。カンファレンスファイナルでのスウィープが重くのしかかっている。

ペイサーズはズバッツのフィットをカーライルのIQで解決できる

ペイサーズはタイリース・ハリバートンが春から5対5の練習に復帰し、ズバッツをトレードで獲得した。ただしロッタリーで最悪のケースを引き、トップ5のドラフト指名権を失う痛手を負った。マクマホンはズバッツについて、マイルズ・ターナーほどのショットブロッカーではないが、リバウンドでポゼッションを終わらせる力とコミュニケーション能力に優れた総合的なディフェンスのアンカーだと評価した。

「タイリース・ハリバートンとリック・カーライルのバスケットボールIQの組み合わせを考えると、ズバッツとのフィット感はきっと見つけ出せると思うし、パーサーズにとって本当に力になると思う」

— ティム・マクマホン [30:58]

グッドウィルはカーライルをタイロン・ルー、エリック・スポールストラと並ぶリーグ最高クラスのコーチと評価した。ロスターに合わせて哲学を変化させ、ファイナルまでチームを導いた手腕に驚かされたと語った。パスカル・シアカムはチームが低迷していた昨季もオールスターに選ばれており、マセリンやマイルズ・ターナーはいなくなったが、NBAファイナルに進んだチームの骨格は残っていると強調した。

「パスカル・シアカムはチームが最悪な状態でも去年オールスターだったことを忘れちゃいけない。マセリンもマイルズ・ターナーもいないけど、NBAファイナルに進んで勝ち上がったチームの骨格はだいたい残っているんだよ」

— ヴィンス・グッドウィル [31:19]

バックスは全員をトレードの交渉テーブルに出すべき状況にある

バックスは昨季32勝50敗に沈み、ヤニスの移籍サガに翻弄されたシーズンだった。マイアミとのトレードでタイラー・ヒーロー、ハイメ・ハケスJr.らを獲得したが、ヒーローもハケスもカイル・クズマもケビン・ポーターJr.も契約最終年を迎えている。ウィンドホーストは全員が自分のスタッツを追う「ガンナー」になるリスクを懸念した。

「弱いチームなのに自分の1巡目指名権がないことだよ」

— ティム・マクマホン [36:44]

マクマホンはヤニスを引き止めるためにデイミアン・リラードやマイルズ・ターナーに巨額を支払い、ドラフト指名権も次々と放出した結果、フランチャイズプレーヤーを失ったいま核になる選手がいないと断じた。ロスター全員をトレードデッドラインの交渉に出すべきだと主張した。ポスト・ヤニス時代は痛みを伴うが、優勝を勝ち取った実績があるので割り切るしかないという見方を示した。

「ロスターの全員が今シーズンのトレードデッドライン前の交渉テーブルに乗っているべきだよ。それが単純な事実だ」

— ティム・マクマホン [40:01]

ブルズのパウエル獲得はエプロン制度が意図どおり機能している証拠

ブルズは昨季タンクを遂行してトップ4のドラフト指名権を獲得し、ケイレブ・ウィルソンを指名した。今夏はノーマン・パウエルやニック・クラクストンを獲得してボトム3を回避する方向に舵を切った。ウィンドホーストはこの動きをエプロン制度が意図どおりに機能している象徴だと位置づけた。完全再建モードのチームでも15勝シーズンは許されず、一定の競争力を維持せざるを得ない構造になっている。

「完全再建モードにあるブルズみたいなチームが、去年オールスターに選ばれたノーマン・パウエルをお金を払って獲りにいく。15勝シーズンは許されないから」

— ブライアン・ウィンドホースト [42:10]

マクマホンはパウエルの契約について、かつてブルース・ブラウンがペイサーズと結んだ契約と同じ構造でありながら、1試合20得点超のスコアラーとしての実績が加わるため、トレードデッドラインに向けて非常に魅力的なアセットになり得ると分析した。

「基本的にはインディアナがブルース・ブラウンに与えた契約と同じで、ブラウンはそれをサイアカムとのトレードに使われたわけだけど、今回は同じ構造でしかも1試合20点以上取るスコアラーだからね」

— ティム・マクマホン [46:14]

新HCのチアゴ・スプリッターについては、マクマホンが昨季ポートランドで困難な状況からプレーオフチームに導いた手腕を「驚異的だった」と高く評価した。ブルズのフロントは正式なプロセスを経てスプリッターを採用しており、ケイレブ・ウィルソンの新人王争いへの期待とともに、再建期のチームがどう形を整えていくかが注目される。

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