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NBPA ケリー事務局長、セカンドエプロン是正を明言

選手会ケリー事務局長がセカンドエプロンの見直しか撤廃を要求、次回CBA交渉の最重要議題に

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会議室で交渉に臨むケリー事務局長の後ろ姿
イメージ画像(AI で生成)

NBPA事務局長デイビッド・ケリーがSI.comのインタビューでセカンドエプロンの見直しか撤廃を次回CBA交渉の最優先課題とする意向を改めて表明。ロックアウトの可能性にも言及した。

NBA選手会(NBPA)のデイビッド・ケリー事務局長が、SI.comのクリス・マニックスによるインタビューで、セカンドエプロンの見直しまたは撤廃を次回の労使協定(CBA)交渉における最優先課題とする考えを改めて示した。Hoops Rumorsが15日に報じた。

ケリーは「セカンドエプロンの交渉に合意した当事者ではあるが、我々はその支持者ではない」と述べ、「予想をはるかに超える影響が出ている」と現行制度への不満を明確にした。

セカンドエプロンがもたらす弊害

ケリーはセカンドエプロンの制約について「バスケットボールの判断ではなくビジネス上の判断でトレードを強いられる仕組みは行き過ぎだ」と批判した。ファン、チーム、選手のいずれにとっても悪影響があるとの立場である。

セカンドエプロンは2023-24シーズンから導入された制度で、この線を超えた球団はトレードでの年俸合算による大型契約の受け入れや将来のドラフト1巡目指名権の行使が制限される。球団が自前で育てたスター選手を長期間保有し続けることを困難にしているとの指摘が選手側から繰り返し出ている。

ケリーは、セカンドエプロン導入前の5年間ですでに5つの異なるチームが優勝しており、戦力均衡はエプロンなしでも達成できていたと主張した。「スーパーチーム」の形成を推奨しているわけではないとしつつ、自チームで育った主力を引き留めるためのキャップ例外条項は「100%」用意されるべきだと語った。

ロックアウトの可能性と今後の見通し

マニックスからセカンドエプロンなどの対立がロックアウト(労使紛争による活動停止)につながる可能性を問われたケリーは、その可能性を否定しなかった。「準備のための対話や手順を進めている」と述べ、選手側が万一の事態に備えていることを示唆した。

現行CBAは2029-30シーズンまで有効だが、リーグまたは選手会のいずれかが2028年10月15日までにオプトアウトを行使すれば、2029年6月30日に前倒しで終了する。

ケリーは一方で、妥協点を見いだせるとの自信も示している。「我々は撤廃を主張し、リーグは維持を主張するだろう。だが緩和策はあるのか、例外条項を設けられるのか、罰則を軽減できるのか。リピーター税も含めて、行き過ぎていないかという問いが最大の論点だ」と述べ、完全撤廃にこだわるのではなく段階的な緩和も選択肢に入れる柔軟な姿勢を見せた。

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