トニー・パーカーが「シルヴァンはどこだ」の横断幕に笑顔、「試合の一部」と一蹴
ユーロリーグ第4節でASVELがパリに敵地で競り勝った。試合中にフランシスコの移籍騒動を揶揄する横断幕が掲げられたが、指揮官トニー・パーカーは試合後に笑顔で受け流した。
レアル・マドリード対ASVEL、フェリスのキャリアハイの裏話
チームスパーズ
ユーロリーグのレアル・マドリード対ASVEL戦でアンドレス・フェリスが3ポイント8本成功のキャリアハイ。試合後にトニー・パーカーが、フェリスから「憧れの人の前でプレーしていた」と聞かされたエピソードを明かした。
ユーロリーグのレアル・マドリード対ASVEL戦で、レアル・マドリードのアンドレス・フェリスが3ポイントシュート11本中8本成功、26得点のキャリアハイを記録した。試合はレアル・マドリードが111-92で大勝している。
この活躍の裏側を明かしたのが、ASVEL側のトニー・パーカーである。Eurohoopsが伝えたパーカーの発言によると、試合後にフェリスへ「スリーを外す気はあるのか」と尋ねたところ、「憧れの人の前でプレーしていたんです」と返されたという。パーカーは「だから8本も決めたのか、と納得した」と笑いながら語った。
フェリスはドミニカ共和国出身のガードで、今回の26得点はユーロリーグでの従来の自己最多だった18得点を大幅に上回った。この18得点は今年1月のパリ戦で記録したものである。3ポイント成功数についても、それまでの自己最多はマッカビ戦での4本だったが、今回はその倍にあたる8本を沈めた。成功率は72.7%という驚異的な数字に達し、ASVEL側は最後まで止める手立てを見つけられなかった。
パーカーはサンアントニオ・スパーズで4度のNBA優勝を経験し、2007年にはファイナルズMVPにも選ばれたフランスバスケットボール界の伝説的存在である。現役引退後はASVELの経営に携わっており、ユーロリーグの舞台でもその存在感は大きい。フェリスにとってパーカーが「憧れの人」だったという告白は、NBAの枠を超えた世代間の影響力を象徴するエピソードといえる。
パーカー自身も、自チームが19点差の大敗を喫した試合のなかで、その理由がユーモラスな形で示されたことを楽しんでいた様子だった。チームとしては痛い敗戦だが、バスケットボールの世界で受け継がれる敬意が垣間見える一幕でもあった。
ユーロリーグは今季も序盤戦が進んでおり、レアル・マドリードはこの大勝で好調な滑り出しを見せている。フェリスの爆発が一夜限りのものにとどまるか、今季を通じた飛躍につながるかが今後の注目点となる。
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