プレシーズン2試合で15分のクラッチタイム――バーンハイザーとデイグノールトが語った収穫と課題
Oklahoma City Thunder インタビュー(2026年10月14日配信)でブルックス・バーンハイザーがプレシーズンを振り返った。
バックスのインタビュー(2026年10月15日)でテイラー・ジェンキンズが語った

Milwaukee Bucks インタビュー(2026年10月15日配信)でテイラー・ジェンキンズがプレシーズン最終盤の方針を語った。
ネイト以外の全選手が練習に参加できた状態で、ローテーションの考え方、ガード陣の多様性、そしてケミストリーの本質について記者団に説明した。
プレシーズン最終戦となるペイサーズ戦の起用方針を問われたジェンキンズは、レギュラーシーズン並みの出場時間にはならないと明言した。休んでいた選手がローテーションに入る可能性もあれば、前夜出場した選手がそのまま続ける可能性もあり、開幕後の最初の2〜3週間で徐々に固まっていくという見通しを示した。
「選手たちには十分なサンプルサイズを与えてワークロードを積んでいってほしいんですよ。毎晩20〜25分プレーできることを期待するなら、プレシーズン3週間でその環境に慣れさせないといけない」
— テイラー・ジェンキンズ [00:19]
全員の出場時間を一律に絞るのではなく、試合ごとに何人かを外すやり方を採った理由はここにある。20〜25分というワークロードに慣れさせるには、短い出番を全員に配るより、出る選手にはまとまった時間を与えたほうが実戦感覚が身につくという判断だった。試合に出ない日の選手にも練習でコンディショニングを続けさせ、フィジカルとメンタルの両面でレギュラーシーズンに備えさせている。
「プレシーズンがあと10試合あれば、もっとすっきりしたかもしれないですけどね」
— テイラー・ジェンキンズ [01:20]
ロスターの層が厚いぶん、限られた試合数では組み合わせの整理が追いつかないという率直な認識をのぞかせた。
記者から、過去のチームではゲイリー、ライアン、ケビンといったガードにプレッシャーをかけてボールを手放させる対策が取られていたが、今のグループはどうかと問われた。ジェンキンズはライアン、スクート、ゲイリー、ブレイデン、キャス、カム、タイラーと名前を挙げ、それぞれに合った攻撃の起点を見極めている段階だと答えた。
「ピック&ロールなのか、ゲットアクションなのか。うまくいっているシーンも出てきています」
— テイラー・ジェンキンズ [02:49]
チーム内で「スナップ」と呼ぶゲットアクション、シングルやダブルのピック&ロールなど複数のトリガーを使い分ける方針で、ボールを持つ選手だけでなく、最も近い位置にいる選手が次のアドバンテージを生み出す連携を重視している。ジェンキンズはオフェンスの性質について「ボールスクリーン中心であると同時にスペーシング中心でもある」と表現した。
「さっきも言ったように、これはボールスクリーン中心のオフェンスであるのと同時に、スペーシング中心のオフェンスでもあります」
— テイラー・ジェンキンズ [02:49]
1対1でディフェンスを崩せるタイプもいれば、スクリーンを使ったアクションから力を発揮するタイプもいる。画一的な起点ではなく、選手ごとの特性に合ったトリガーを選ぶことで、どのスタイルのディフェンスにも対応できるガード陣を作ろうとしている。
ガードとウイングだけでなく、ビッグマンにもボールハンドルやピック&ロールからのプレーメイクを求めていきたいとジェンキンズは語った。ジェイミー、Usa、そして長期的にはネイトの名前を具体的に挙げた。
「時間をかけて育てていければ、起用の仕方によってはジェイミーも入れられるし、Usaも入れられる、長い目で見ればネイトも」
— テイラー・ジェンキンズ [03:51]
最初のオフェンスの起点にはならなくても、プレッシャーに対してボールを動かす場面でスペースやボールスクリーンからプレーできる選手が複数いれば、相手の守り方を限定できない。序盤はガードとウイングの総合的な発展に注力し、そこからビッグマンにも広げていく段階的なプランを示した。
「1番から5番まで全員がいろんな形でプレッシャーを崩して優位を作れるチームになれると思っています」
— テイラー・ジェンキンズ [03:51]
ポジションを問わずプレッシャーへの対応力を持たせるという構想は、ロスターの多様性を武器に変えるためのジェンキンズの長期的なビジョンといえる。
記者からオフボールの認知面やチームメート同士の連携について問われると、ジェンキンズは「ケミストリー」という言葉の奥にある層の深さに踏み込んだ。雰囲気が合うことではなく、ボールマンがチームメートの位置や動きを把握し、オフボールの選手もスクリーンやカットのタイミングを理解する「認知的シナジー」こそがケミストリーの実体だと説明した。
「ケミストリーって一言で言うけど、実際何を意味するのか。雰囲気が合うってこと?それともチームメートと認知的なシナジーが実際にあるということ?」
— テイラー・ジェンキンズ [04:53]
プレシーズンでラインナップを頻繁に変えているため、固定の5人組の連携はまだ十分ではないと認めた。しかし、それ自体が評価のプロセスの一部であり、フィルムセッションと数字の両面からどのコンビネーションが機能するかを見極めている最中だと述べた。
「数字がひとつの手がかりを示してくれますが、映像はさらに多くを教えてくれる。行動のパターンやシナジー、それが今解き明かそうとしているものであって、」
— テイラー・ジェンキンズ [04:53]
サンプルサイズが限られた段階でも、映像から読み取れる行動パターンの相乗効果を手がかりに、開幕に向けた最適な組み合わせを探り続けている。ジェンキンズが繰り返し強調したのは、ロスターの厚さを活かすには時間がかかるが、その過程そのものが評価であり成長であるという考え方だった。
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