2026年10月28日(水) / 海外一次情報を日本語で、毎朝更新

ブレイザーズのアリーナ改修交渉、移転話も取り沙汰

ブレイザーズ新オーナーのダンドンが「ポートランド残留が最優先」と表明、移転の可能性も水面下で浮上か

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/ 10日前

チームブレイザーズ

会議室で交渉に臨むダンドンの後ろ姿
イメージ画像(AI で生成)

ブレイザーズの新オーナー、トム・ダンドンがThe Athleticの取材にポートランド残留を最優先と語った。一方で移転の可能性を非公式に打診したとも報じられ、年末の改修合意期限を前に交渉の行方が注目される。

ブレイザーズの新オーナーであるトム・ダンドンが、The Athleticのマイク・ボルクノフ記者の取材に対し「ポートランドにチームを残すことが最優先だ」とテキストメッセージで語った。Hoops Rumorsが17日に伝えた。

ブレイザーズは現在、本拠地モダ・センターの改修に向けて地元行政との間でリース契約の交渉を進めており、合意の期限は2026年12月末に設定されている。

水面下で移転の話題も

The Athleticによると、ダンドンは交渉の過程で移転の可能性をリーグ関係者や他球団のオーナーに対して非公式に持ちかけたとされる。ただし、NBAに移転の正式な要請をした事実はなく、リーグ側はダンドンに対し「ポートランドでの存続に集中するよう」伝えたという。ダンドン本人はこうした会話があったこと自体を否定し、「正確ではない」と述べた。現行リースが2030年まで残っていることを理由に、移転は「議論にならない」との立場を示している。

球団として移転の可能性を公に示唆したことはなく、メディアデーではビジネス部門社長のデウェイン・ハンキンズがポートランドへの「コミットメント」を明言していた。

シルバーコミッショナーも圧力

NBAのアダム・シルバーコミッショナーは交渉の双方に合意を求める姿勢を公に示している。シルバーは「ポートランドにチームを残せなければ、それは失敗だ」と述べ、「あのコミュニティにはリーグ屈指のファンがいる」とポートランドの市場価値を強調した。

交渉は夏場に難航した時期もあったとされるが、最近は球団側がより柔軟な姿勢を見せていると報じられている。

期限についてのダンドンの見解

年末の期限についてダンドンは「それまでにまとまれば理想的だ」としつつも、厳格な期限とは捉えていないと語った。仮に現在の交渉がまとまらなくても、双方にとって有益な合意を探り続けるとの認識を示し、「あと4年ある。そういう立場にならないことを願っている」と述べた。

ブレイザーズは1970年の創設以来、一貫してポートランドを本拠地としてきた。NBAでは近年、拡張フランチャイズ計画も進む中で、既存球団の移転問題は他のオーナーやリーグ全体にとっても敏感なテーマとなっている。交渉の進展が年末に向けてどう推移するか注目される。