カワイ・レナード初戦で全スターター合流、ラプターズの化学反応が動き出す
Toronto Raptors インタビュー(2026年10月14日配信)でダルコ・ラヤコビッチHCとカワイ・レナードがプレシーズン初戦を振り返った。
ラヤコビッチがユーロリーグ屈指の名将から学ぶ
チームラプターズ

ラプターズのダルコ・ラヤコビッチHCがサマーリーグ期間中にレアル・マドリードのペドロ・マルティネス監督を招き、数日間にわたってオフェンス戦術などを議論したことを明かした。
トロント・ラプターズのダルコ・ラヤコビッチHCが、サマーリーグに向けたラスベガスでの準備期間中に、レアル・マドリードのペドロ・マルティネスHCを招いて数日間にわたる意見交換を行ったことを明かした。スペイン紙ムンド・デポルティーボへのインタビューをユーロフープスが17日に報じた。
ラヤコビッチは「コーチングはスポーツそのものと同じく、終わりのないプロセスだ。毎シーズンが新しい物語であり、毎夏、自分たちのチームを分析するだけでなく世界のトレンドも追うようにしている」と語り、欧州の指導者を研究する姿勢を強調した。
ラヤコビッチがマルティネスに着目した理由は、前シーズンのバレンシアでの実績にある。マルティネスが率いたバレンシアはユーロリーグで最高のオフェンスを記録しており、ラヤコビッチは「ヨーロッパのコーチたちが何をしているかを見て、そこから学べるものを探すのが好きだ」と述べた。
マルティネスはバレンシアからレアル・マドリードへ移っており、今季はスペインの名門を率いる立場にある。長年にわたりスペインリーグやユーロリーグで複数のクラブを指揮してきた経験豊富な指導者である。
今回の交流は一方的なものではなかった。ラヤコビッチは「何時間も語り合い、今も連絡を取り合っている。アイデアの交換だった」と振り返り、ラプターズ側が得たものだけでなく、マルティネスもサマーリーグの試合からアイデアを持ち帰ったと明かした。「我々のサマーリーグチームの試合を見て、いくつかのアイデアをレアル・マドリードに持って帰った」とラヤコビッチは語っている。
NBAと欧州バスケットボールは戦術面で互いに影響を与え合う関係が年々深まっている。NBAのコーチがユーロリーグのセットプレーやスペーシングを取り入れる動きは珍しくないが、逆にNBAの戦術を欧州側が持ち帰るという双方向の交流が具体的に語られるのは興味深い事例である。ラプターズは再建期にあり、ラヤコビッチにとってはオフシーズンの知見をチーム構築にどう反映させるかが問われるシーズンとなる。
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