バス兄弟がジーニーの訴えに反論、レイカーズ株売却は信託の規定通りと新たな書面を提出
レイカーズの所有権をめぐるバス家の内紛で、ジョーイとジェイニー・バスがジーニー・バスの訴えに反論する29ページの書面をロサンゼルス上位裁判所に提出した。信託の規定に基づく売却の正当性を主張している。
レイカーズ、バス家訴訟の法廷文書で新事実
チームレイカーズ

レイカーズのオーナー権をめぐるバス家の訴訟で提出された法廷文書から、ジーニー・バスがマーク・ウォルターとの間で5年間の球団運営権保護を取り付けていたことが明らかになった。
レイカーズのオーナーシップをめぐるバス家の法的紛争で提出された文書から、ジーニー・バスが2025年にマーク・ウォルターへ球団の経営権を譲渡した際、別途の合意(サイドアグリーメント)を交わしていたことが判明した。Hoops Wireが米Front Office Sportsの報道として伝えた。
この合意の中でウォルターは、ジーニーまたはその関連団体がレイカーズの持ち分を15%以上保有している限り、5年間にわたりジーニーを取締役兼球団ガバナー(実質的な代表者)として維持するために「合理的に必要な、またはジーニーが求める措置」を講じると約束していた。15%という数字はNBAがガバナーの資格として定める最低保有比率にあたる。
5年間の保護期間が終了した後も、ジーニーまたはその関連団体が5%以上の持ち分を維持していれば、副ガバナー(オルタネート・ガバナー)としてとどまる権利が認められていた。つまりジーニーは、少数株主となった後も球団の意思決定に一定の関与を続けられる仕組みを確保していたことになる。
この合意は、これまで公に知られていた内容よりもジーニーの立場を強く保護するものであった。
しかし、この保護がどこまで有効かには疑問符がつく。ウォルターはその後、レイカーズの支配持ち分をジョシュ・クシュナーとボブ・アイガーに売却することで合意しており、ウォルターとの間で結ばれたサイドアグリーメントが新しいオーナーグループに引き継がれるかどうかは明らかにされていない。
一方、ジーニーは5人の兄弟姉妹との法的紛争の渦中にある。兄弟姉妹はバス家の信託が保有するレイカーズ株式17.8%の売却を求めて訴訟を提起しており、既報のとおり正式に訴訟手続きが始まっている。ジーニーはこの売却に反対し、以前の裁判所命令により家族は自身の経営権維持のために合理的な手段を講じる義務があると主張している。
ジーニーにとって、ウォルターとの合意は自身の地位を守る強力な後ろ盾であった。しかしオーナーシップの再移転と兄弟姉妹との訴訟が同時に進行する中、その効力は不確実な状況に置かれている。信託が保有する17.8%の株式が売却されれば、ジーニー側の保有比率がガバナー資格の15%を下回る可能性もあり、合意の前提条件そのものが揺らぐことになる。レイカーズの経営権の行方は、法廷での争いとオーナーシップ移転の双方の結果に左右されることになりそうである。
ジーニー・バスの球団運営権保護、ウォルターとの秘密合意で5年間の保証があったと判明この記事
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