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バックス、ナジの年俸負担を理由にトレード破談と報道

バックスがナゲッツとのポーターJr.トレードを拒否、2巡目指名権複数も年俸負担を嫌う

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チームバックスナゲッツ

フロントオフィスで立つケビン・ポーターJr.
イメージ画像(AI で生成)

バックスがロスター確定期限前にナゲッツからケビン・ポーターJr.のトレードを打診されたが、ジーク・ナジの年俸負担を理由に拒否していたとThe Stein Lineが報じた。

The Stein Lineのジェイク・フィッシャーによると、バックスはロスター確定期限の前にナゲッツからケビン・ポーターJr.のトレードを持ちかけられていた。ナゲッツ側の提示は将来の2巡目指名権2本と2巡目のピックスワップ、さらにジーク・ナジだったという。

しかしバックスはこの提案を拒否した。関係者によれば、ナジが今季受け取る747万ドルに加え、2027-28シーズンの同額のプレイヤーオプションを引き受けることへの抵抗が理由だった。バックスは結局、ポーターJr.を20日にウェイブし、539万ドルのキャップヒットを自ら吸収する道を選んでいる。

エプロン時代の「柔軟性」重視

フィッシャーはこのトレード破談を、現行の労使協定(CBA)が生んだ「意図せぬ結果」の一例として伝えている。エプロン制度のもとで各球団は1ドル単位の支出に慎重にならざるを得ず、才能の獲得よりも「柔軟性と選択肢」を優先する傾向が強まっているという。

フィッシャーが取材した他球団のサラリーキャップ専門家5人は、全員一致で「ナゲッツの提案を受けるべきだった」と回答した。バックスが現在保有する2巡目指名権はわずか4本で、2028年から2032年の間には1本もない。指名権の枯渇を考えれば、ナジの年俸を引き受けてでも資産を増やすべきだったとの見方である。

バックスの来夏の財務事情

専門家たちがバックスの判断に一定の理解を示す背景には、来夏の編成事情がある。タイラー・ヒーローが無制限フリーエージェント、ハイメ・ハケスJr.が制限付きフリーエージェントとなり、ライアン・ロリンズも400万ドルのプレイヤーオプションを破棄する公算が大きい。フィッシャーはロリンズを2027年の「注目すべきFA候補」と評している。

ただしフィッシャーは、バックスがFA解禁時に約5000万ドルのキャップスペースを確保し、ぜいたく税ラインも安全に下回る見通しであることを指摘。ナジの747万ドルをロスターに加え、さらに貴重な指名権資産を得る方が合理的ではなかったかと疑問を呈している。

レイカーズとの交渉も破談

フィッシャーはあわせて、バックスがレイカーズとも別のトレードを協議していたことを伝えた。ジェリコ・シムズとダルトン・ネクトを交換する案だったが、バックスが2巡目指名権2本を要求したのに対し、レイカーズは1本しか出さず不成立に終わった。ネクトはその後レイカーズからウェイブされ、ニューヨーク・ニックスと契約している。

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