カワイ・レナードがクリッパーズ不正問題と復帰調整の現状を語る
ラプターズに移籍したカワイ・レナードがクリッパーズ時代のサラリーキャップ不正問題について「追っていない」と述べ、トロントでの段階的なコンディション調整の進捗と引退までの展望を語った。
レナード、クリッパーズ問題への姿勢を改めて表明

ラプターズに復帰したカワイ・レナードがウィザーズ戦後、クリッパーズのキャップ迂回問題について「自分は誠実だった」と改めて語った。会場ではファンから出場停止にすべきだとのヤジも飛んだ。
ラプターズのカワイ・レナードが24日(現地時間)のウィザーズ戦後、クリッパーズ時代のサラリーキャップ迂回問題について口を開いた。The Athleticの報道によると、試合中にはファンから「出場停止にすべきだ」とヤジが飛ぶ場面もあったという。
レナードはラプターズの112対102の勝利に貢献した後、The Athleticに対し「長い夏だった。いつ結論が出るかは分からなかったが、覚悟はしていた」と振り返り、「自分は誠実だった。鏡を見て、自分が間違ったことをしていないか確認する。それだけだ」と語った。
クリッパーズのキャップ迂回疑惑は、2025年9月にジャーナリストのパブロ・トーレが報じたことで表面化した。レナードが環境関連企業アスピレーションから2800万ドルの実体のないエンドースメント契約を受け取っていたとされ、NBAが調査を開始した。
2026年9月に公表された調査結果では、アスピレーション・パートナーズ、ボインゴ・ワイヤレス、ダクトロニクス、ロックトン・インシュアランスが関与する違反が認定された。クリッパーズはドラフト1巡目指名権5つを剥奪され、オーナーのスティーブ・バルマーには3000万ドルの罰金と1年間の活動停止処分が科された。バスケットボール運営部門社長のローレンス・フランクには6カ月、事業運営部門社長のジリアン・ザッカーには1年間の活動停止処分がそれぞれ下された。
レナード自身には出場停止や契約の無効化といった処分は科されなかった。支払ったのは70万ドルの賠償金のみである。一方、レナードの叔父で元ビジネスマネージャーのデニス・ロバートソンはNBA球団との取引を5年間禁じられた。
レナードは処分の公表直後に声明を出し、「自分の周囲の人々の判断の誤りについて全責任を受け入れる」としつつ、「キャップを迂回する意図があったとは知らなかった」と主張していた。この姿勢は現在も変わっておらず、「神や家族と話しながら前に進んできた」と述べている。
処分の決着後、ラプターズはクリッパーズとのトレードを実行した。クリッパーズはブランドン・イングラム、グレイディ・ディック、プロテクションなしの1巡目指名権2つ、1巡目スワップ権1つ、2巡目指名権2つを獲得している。
レナードは2019年にラプターズを優勝に導いた実績がある。今季のラプターズは開幕2連勝と好発進しており、27日にはティンバーウルブズと対戦する予定である。7回のオールスター選出を誇る35歳のベテランは「この章を閉じて、白紙の状態で前に進む」と語っており、過去の問題に区切りをつけてプレーに集中する構えを見せている。
レナードがキャップ迂回問題を振り返り「自分は誠実だった」、ファンからヤジもこの記事
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