クリッパーズ、処分と負傷を抱えながら新シーズンへ踏み出す
LA Clippers インタビュー(2026年9月28日配信)で選手・フロントがメディアデーに登壇し、新シーズンへの意気込みを語った。
クリッパーズ、不正調査の処分後初のメディアデー
チームクリッパーズ
クリッパーズはメディアデーでレナードに関するサラリーキャップ不正調査の処分を受け入れ、ファンへの謝罪と信頼回復を誓った。暫定バスケットボール運営責任者のレデンが今後の方針を語った。
クリッパーズは29日(現地28日)に行われたメディアデーで、カワイ・レナードに関するサラリーキャップ不正調査の処分を受け、ファンへの謝罪を行った。オーナーのスティーブ・バルマー、バスケットボール運営責任者のローレンス・フランク、ビジネス運営責任者のジリアン・ザッカーの3名がリーグから出場停止処分を受けている中、暫定バスケットボール運営責任者のトレント・レッデンが対応にあたった。
レデンは「ファンにはもっと早く説明すべきだった。その点については申し訳なく思っている」と述べ、信頼回復に取り組む姿勢を示した。「ファンの苦しみは現実のものであり、我々もそれを感じている」と語った。
NBAの調査により、クリッパーズがレナードに対しスポンサー契約の機会を斡旋するなど、リーグの規則に違反していたことが認定された。処分は罰金3000万ドルとドラフト1巡目指名権5つの剥奪、さらに幹部3名の職務停止という重いものとなった。クリッパーズは8月に調査結果への異議を表明していたが、バルマーが9月13日の声明で処分の受け入れを発表している。
バルマーの1年間の職務停止中は、ロサンゼルスの弁護士ジョン・S・ギブソンが暫定ガバナーを務める。フランクの6か月間の職務停止中は、2017年から組織に在籍するレデンが代行し、ヘッドコーチのタイロン・ルー、暫定GMのマーク・ヒューズ、幹部のリー・ジェンキンスとともに運営にあたる。
レデンはトレード承認の手続きについて「チームとの交渉やアイデアの検討といったプロセスは変わらない。最終承認をバルマーではなくギブソンに求めるだけだ」と説明した。
クリッパーズはレナードをトロント・ラプターズへトレードし、ブランドン・イングラム、グレイディ・ディック、ドラフト資産を獲得。再建期に入る。レデンはイングラムについて、5月に右かかとの手術とアキレス腱の部分断裂の処置を受けており、シーズン開幕には間に合わないと明言した。
2020年にバルマーが招聘したルーは「この困難を乗り越えたい。我々はこれまでも困難を経験してきた。何が違うのか」と語り、組織への忠誠を示した。レデンも「このフランチャイズは追い込まれたときにこそ最高の仕事をしてきた」と述べ、逆境の中での結束を強調した。
不正問題でドラフト資産と多額の罰金を失い、主力のレナードも放出したクリッパーズにとって、今季は組織の立て直しと若手の育成が最優先課題となる。処分を受けた幹部陣が復帰するまでの間、暫定体制でどこまでチームをまとめられるかが問われるシーズンとなる。
クリッパーズがメディアデーでファンに謝罪、サラリーキャップ不正問題の処分受け入れを表明この記事
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