クリッパーズ、処分と負傷を抱えながら新シーズンへ踏み出す
LA Clippers インタビュー(2026年9月28日配信)で選手・フロントがメディアデーに登壇し、新シーズンへの意気込みを語った。
クリッパーズのガーランドが新体制への覚悟を表明
チームクリッパーズ
クリッパーズのダリアス・ガーランドがESPNの取材に応じ、NBAからの制裁やカワイ・レナードのトレードを経たチームの現状について「必ず過ぎ去る」と前向きな姿勢を示した。
ロサンゼルス・クリッパーズのダリアス・ガーランドが、ESPNのマーク・J・スピアーズの取材に応じ、NBAから科された制裁やカワイ・レナードのトレードを経たチームの現状について語った。ガーランドは母親がよく口にするという言葉を引き合いに出し、「いろいろなことがあった。でも『This too shall pass(必ず過ぎ去る)』だ」と述べた。
今季についてはあえて力みを見せず、「今年のことはそこまで心配していない。次の5年間が本当の勝負になる。今いるメンバーと一緒に、毎日少しずつ良くなっていくだけだ」と語っている。
NBAは9月2日、クリッパーズとレナードがサラリーキャップの迂回規定に違反したと認定した。球団がレナードのために外部のエンドースメント(広告契約)の機会を手配していたことが問題視された。クリッパーズには3000万ドルの罰金と将来のドラフト1巡目指名権5つの没収が科され、オーナーのスティーブ・バルマー、バスケットボール運営部門社長のローレンス・フランク、ビジネス運営部門社長のジリアン・ズッカーがそれぞれ職務停止処分を受けている。レナード本人にも70万ドルの罰金が科されたが、出場停止は免れた。
その後クリッパーズは9月21日にレナードをトロント・ラプターズへトレードした。見返りとしてブランドン・イングラム、グレイディ・ディック、将来の1巡目指名権2つ、1巡目スワップ権、将来の2巡目指名権2つを獲得している。ただしイングラムはアキレス腱の部分断裂と右かかとの負傷を抱えており、復帰時期は未定である。
ガーランドは昨季途中にクリーブランド・キャバリアーズからトレードで加入し、19試合で平均19.9得点・6.4アシストを記録した。2度のオールスター選出歴を持ち、今季の年俸はチーム最高額の4200万ドルである。
NBA8年目を迎えるガーランドは、チームのリーダーとしての自覚を問われると「夏の間に少し考えた。間違いなく自分が求めていることだ。キャリアで多くのことを経験してきたし、8年目の今、手綱を握る準備はできている」と答えた。さらに「自分自身を少し見つけることができた。どこに行きたいかも分かっている」とも述べている。
また、昨季悩まされていた足指の状態については「100パーセント」と明言し、健康面での不安がないことを強調した。制裁による戦力ダウンと主力の放出という逆風の中、ガーランドがどこまでクリッパーズを引っ張れるかが今季の焦点となる。
ガーランドが制裁後のクリッパーズに前向き姿勢、「必ず過ぎ去る」と語るこの記事
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