ニックスがダディエのトレードを模索、セカンドエプロン回避へロスター整理と報道
ニックスがパコメ・ダディエのトレードを検討していると報じられた。セカンドエプロン超過を避けつつ、ワイズマンとブラウンの両者を残す財務的余地を確保する狙いがある。
ニックス、ブラウン放出でセカンドエプロン回避
チームニックス

ニックスは17日、ブルース・ブラウンをウェイブしたと発表した。ジェームズ・ワイズマンがロスター14人目の枠を確保し、セカンドエプロン超過を回避する判断となった。
ニューヨーク・ニックスは17日、ブルース・ブラウンをウェイブしたと公式に発表した。複数の米メディアが報じた。これにより、元ドラフト全体2位指名のジェームズ・ワイズマンがロスター14人目の枠を獲得し、開幕ロスター入りが確実となった。
ニックスにはロスター上の空き枠自体はブラウンとワイズマンの両者を保有する余裕があった。しかし両者を残すと総年俸がセカンドエプロンを超過する計算となり、オーナーのジェームズ・ドーランがセカンドエプロン超えを拒否する方針を貫いているため、いずれかを手放す必要があった。
ESPNのボビー・マークスによると、ブラウンのエグジビット9契約に含まれるプレシーズン中の負傷保護条項は、レギュラーシーズン開幕と同時に無効になる。つまりブラウンを開幕ロスターに残せば、その時点で年俸の日割り計上が始まり、セカンドエプロンを突破してしまう構造だった。
フロントオフィスはブラウン残留のため、パコメ・ダディエやタイラー・コレックを含むトレードを模索したと報じられている。セカンドエプロン以下に収まる年俸構成を作る狙いだったが、条件の合う取引先は見つからなかった。既報のとおり、ニックスはユーバンクスの胸筋断裂を受けてセンター補強を急いでおり、コレックのトレード検討はブラウン確保の文脈でも浮上していた。
ブラウンは30歳。昨季はナゲッツで全82試合に出場し、平均7.9得点、3.9リバウンド、2.1アシスト、1.0スティールを記録した。フィールドゴール成功率47.5%、3ポイント成功率38.5%と安定した数字を残している。身長6フィート4インチで複数のポジションを守れる汎用性が持ち味である。
ブラウンの契約は無保証の最低年俸であるため、ハードキャップに余裕のある球団であれば20日のウェイバー期限までに獲得を申請でき、開幕ナイトから起用可能となる。ウェイバーを通過した場合、シーズン中にニックスがトレードで年俸枠を確保し、再契約する可能性も残されている。
ワイズマンはニックスがキャンプに招待したベテラン5人のうち、最後まで残った選手である。ニックスは先にドリュー・ユーバンクス、トニー・ブラッドリー、オチャイ・アグバジの3人をウェイブしていた。元全体2位指名のワイズマンは、カール・アンソニー・タウンズ、アンドレ・ドラモンドに次ぐ第3センターとしてNBAでの定位置確立を目指すことになる。
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