バスケットボール・チャンピオンズリーグが第11シーズン開幕、決勝進出でNBAヨーロッパ参入権か
バスケットボール・チャンピオンズリーグ(BCL)の第11シーズンが10月7日に開幕する。今季は決勝進出チームにNBAヨーロッパへの直接参入権が与えられる見通しで、リッキー・ルビオら元NBA選手も参戦する。
NBAヨーロッパ構想にパリ市が政治的後ろ盾
パリ市当局が4日、ユーロリーグに参戦するパリ・バスケットボールへの全面的な政治的支援を表明した。NBAとFIBAが2026-27シーズン開幕を目指すNBAヨーロッパ構想で、パリが有力候補都市としての基盤を固めている。
パリ市当局は4日、ユーロリーグに参戦するクラブ「パリ・バスケットボール」への全面的な政治的支援を改めて表明した。Eurohoopsが報じた。NBAとFIBAが共同で進める欧州での常設リーグ構想、いわゆる「NBAヨーロッパ」において、パリがフランチャイズの受け入れ都市として強固な立場を築く狙いがある。
市当局はパリ・バスケットボールの急速な成長、高い市民の支持、そして経済的な波及効果を強調した。クラブは今後もアディダス・アリーナとアコー・アリーナの2会場を拠点に活動を続ける。
NBAは欧州展開において二段階の戦略をとっている。レギュラーシーズンの試合を欧州で開催する「グローバルゲーム」に加え、欧州に独立した常設リーグを設立する計画を進めている。FIBAの支援を受けたこの構想は、2026-27シーズンの開幕を目標としており、16チームによるトップリーグが想定されている。正式名称は未定で、現時点では「NBAヨーロッパ」の呼称が広く使われている。
ただし実現に向けては、ユーロリーグ・バスケットボール社の株主との複雑な交渉が残されている。既存のユーロリーグの枠組みとどう折り合いをつけるかが最大の課題とみられる。
パリ・バスケットボールは近年、欧州バスケットボール界で急速に存在感を高めてきたクラブである。2024年初頭には最新鋭のアディダス・アリーナを開業し、インフラ面での基盤を整えた。競技面でも2024年にBKTユーロカップを制覇し、2025年6月にはASモナコを破ってフランスリーグ初優勝を達成した。
2026-27シーズンのユーロリーグでは、マックス・ルフェーブルHC率いるチームが開幕から1勝2敗の成績で戦っている。クラブとしての実績に加え、2024年パリ五輪を経て都市全体のスポーツインフラが整備されたことも、NBAヨーロッパの候補地としての優位性を高めている。
欧州でプロスポーツのフランチャイズを運営するうえで、自治体の支援は会場確保や都市計画の面で不可欠な要素である。パリ市が公式にクラブへの支持を打ち出したことは、NBAヨーロッパの関係者に対し、パリが単なる候補地ではなく受け入れ態勢の整った都市であることを示すものといえる。Eurohoopsは、パリにおける政治とスタジアムの基盤が、NBAとFIBAの共同構想に向けた「青写真」を確立したと評している。
パリ市がNBAヨーロッパ構想への全面支持を表明、パリ・バスケットボールの拠点都市として名乗りこの記事
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