ユーロリーグが24チームへの拡大を承認へ、NBAとの協業提案とは距離を置く姿勢
ユーロリーグのオーナー陣が2027-28シーズンからの24チーム体制への拡大を承認する見通しだとEurohoopsが報じた。NBAからの協業提案については距離を置く姿勢が示されている。
NBAヨーロッパ構想に逆風、株主総会で反対多数
ユーロリーグの株主クラブがNBAから提示された欧州バスケットボールの提携案を否決したとギリシャ紙SDNAが報じた。一部クラブは条件変更を求めたが、現行案のままでは前に進まない見通しである。
ユーロリーグの株主クラブが、NBAから提示された欧州バスケットボールにおける提携案を否決したと報じられた。ギリシャの報道機関SDNAの情報をもとに、Sportandoが6日に伝えた。
イタリア・コモ湖畔のチェルノッビオで開かれた株主総会において、NBA側の提案に対する反対意見が大勢を占めたという。現行の提案はクラブからの支持を得られなかったとされる。
報道によると、株主クラブの対応は大きく二つに分かれた。一方は、異なる条件での交渉継続を求める立場である。NBAが提示した枠組み自体を全否定するのではなく、修正案を出すよう促す姿勢とみられる。
もう一方は、プロジェクトそのものに対してより断固とした反対を表明したとされる。いずれにしても、NBAが現在提示している枠組みのままでは計画が前に進まないというのが総会の結論だと、SDNAは伝えている。
NBAは欧州での新リーグ設立、あるいは既存のユーロリーグとの提携を通じた欧州市場への本格参入を模索してきた。既報では、NBAヨーロッパがユーロリーグの株主クラブに対して提示した具体的な条件の詳細がイタリア紙の報道で明らかになっていた。今回の否決は、その条件に対するクラブ側の正式な回答にあたるとみられる。
ユーロリーグは欧州クラブバスケットボールの最高峰に位置づけられる大会であり、株主クラブにはレアル・マドリード、バルセロナ、オリンピアコスなど各国の強豪が名を連ねる。各クラブはリーグ運営に対する議決権を持ち、大会のフォーマットや外部との提携に関する重要な決定には株主の承認が必要となる。
NBAが欧州市場への関与を深めようとする動きに対しては、クラブの独立性や収益配分の観点から慎重論が根強い。欧州の各クラブは自国リーグとユーロリーグの二重参戦による過密日程をすでに抱えており、新たな大会枠組みの導入が選手の負担や既存契約にどう影響するかも懸念材料となっている。
今後、NBAが条件を大幅に修正して再提案するのか、あるいは構想自体が棚上げとなるのかが焦点である。交渉の行方は欧州バスケットボールの勢力図に影響を及ぼす可能性がある。
ユーロリーグ株主がNBAの提携案を否決、現行案は前進せずとギリシャ紙報道この記事
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