バスケットボール・チャンピオンズリーグが第11シーズン開幕、決勝進出でNBAヨーロッパ参入権か
バスケットボール・チャンピオンズリーグ(BCL)の第11シーズンが10月7日に開幕する。今季は決勝進出チームにNBAヨーロッパへの直接参入権が与えられる見通しで、リッキー・ルビオら元NBA選手も参戦する。
NBA欧州担当副社長が構想の詳細を説明
NBAの欧州・中東担当副社長アイバゾグルーがロンドンのパネルで、2027-28シーズン開幕予定のNBAヨーロッパについて16チーム制の具体的構成を明かした。
NBAの欧州・中東担当シニアバイスプレジデント、ジョージ・アイバゾグルーがロンドンで開かれたパネルに登壇し、NBAヨーロッパ構想の具体像を語った。Eurohoopsが14日に報じた。
アイバゾグルーによれば、NBAヨーロッパは2027-28シーズンの冬に開幕予定で、16チームで構成される。うち12チームは固定の常設フランチャイズとし、残る4枠はバスケットボール・チャンピオンズリーグ(BCL)のファイナリストと、各国の国内リーグに連動した予選トーナメントの勝者に割り当てるオープン枠とする。
アイバゾグルーは構想の全体像について「トップにNBAヨーロッパを半オープン形式の汎欧州リーグとして置き、第2の大会として完全オープンのBCLを据える2層のエコシステムを作る」と説明した。NBAはFIBAと連携してこの統一プラットフォームを構築しているという。
現行のユーロリーグについては「閉鎖的なシステムであり、国内リーグの成績を反映せず、グローバルな商品としてのスケールにも欠ける」と指摘した。欧州スポーツ産業全体の年間収益が500億ドルに達する一方、バスケットボールはその0.5パーセント未満しか取り込めていないとし、過去25年にわたる「エコシステムの分断」が原因だと分析した。
アイバゾグルーはユーロリーグ所属クラブとの協議が進んでいることにも触れ、「今後数週間で、欧州バスケットボールにとって非常に意義のある成果を一緒に出せるだろう」と楽観的な見通しを示した。
戦略の重点としてはイギリスのような未開拓市場の開拓と、各国の国内リーグの強化を挙げた。「伝統と魂はそのまま守りつつ、エンターテインメントの要素を加えて異なる層の観客を呼び込みたい」と語っている。
NBAヨーロッパ構想を巡っては、シルバーコミッショナーが12日に「ユーロリーグとの合意がなくても計画を進める」と発言したことが既報となっている。今回のアイバゾグルーの発言は、チーム数や枠の配分といった具体的な制度設計を初めて公の場で明かしたもので、構想の輪郭がより鮮明になった形である。FIBAとの協力関係を軸に据えつつ、ユーロリーグクラブの取り込みも並行して進める姿勢が改めて示された。
NBAヨーロッパは16チーム制、12固定枠と4オープン枠の構成が明らかにこの記事
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