ユーロリーグが24チームへの拡大を承認へ、NBAとの協業提案とは距離を置く姿勢
ユーロリーグのオーナー陣が2027-28シーズンからの24チーム体制への拡大を承認する見通しだとEurohoopsが報じた。NBAからの協業提案については距離を置く姿勢が示されている。
テイタム副総裁が国際メディアに表明

NBAのマーク・テイタム副総裁が20日、NBAヨーロッパの2027年10月開幕目標を改めて表明した。ユーロリーグとの交渉が成立しなくても計画を進める姿勢を示し、参加クラブは3年目で黒字化するとの見通しを語った。
NBAのマーク・テイタム副総裁は20日、国際メディアとの定例会見で、NBAとFIBAが共同で進めるNBAヨーロッパについて「2027年10月の開幕を引き続き目標としている」と明言した。Eurohoops、Sportandoなど複数の欧州メディアが報じた。
テイタムは「合意が固まり次第、参加フランチャイズの発表を始める」と述べ、具体的な日程は示さなかったものの、計画が着実に進んでいることを強調した。「歴史的な瞬間であり、正しいやり方で進めなければならない」と語っている。
ユーロリーグとの協議について、テイタムは「非公開の会話の内容は明かさない」としつつ、「合意に達することを引き続き望んでいるが、合意がなくても計画を進める用意がある」と述べた。期限を設けるかとの質問には「われわれは止まらない。できる限り速く動いている」と回答し、ユーロリーグ側の動向に左右されない姿勢を鮮明にした。
ユーロリーグは先日、10年間で総額34億ユーロを参加クラブに分配するビジネスプランを発表したばかりだが、テイタムは「あの10年計画でわれわれの方針は変わらない」と一蹴。NBAヨーロッパ側の分配額はユーロリーグの見積もりの3倍に達し、10年間で「数十億ドル規模」になるとの予測を示した。
NBAヨーロッパは16チーム制が想定されている。うち12が恒久フランチャイズで、残る4枠はバスケットボール・チャンピオンズリーグや各国リーグの成績上位チームが参加する予選トーナメントを経て決まる仕組みだ。初回の予選トーナメントは2027年6月末に開催される見通しだが、詳細は公表されていない。
さらにNBAヨーロッパの下には2部リーグが設けられ、2部の優勝チームが1部へ昇格する道も用意される。テイタムは「実力に基づいた仕組みで、すべてのファンとクラブに夢を見る権利を与える」と述べた。
収益性について、テイタムは「恒久フランチャイズは平均して3年目に黒字化する見込みだ」と語った。現在のユーロリーグに財務的に安定していないクラブがあるとの報道に触れ、NBAヨーロッパのモデルはより早い黒字化への道筋を提供するとの自信を示した。
投資は競技面にとどまらない。テイタムは「欧州バスケットボール史上最大の投資になる」と述べ、アカデミー、グラスルーツの育成、リーグ運営、マーケティング、アリーナのインフラ整備にも資金を投じる方針を明らかにした。
NBAヨーロッパ構想をめぐっては、パナシナイコスのヤブセレが欧州展開への賛意を表明するなど選手側からも関心が寄せられていると既報で伝えている。開幕まで約1年となり、参加クラブの発表時期が次の焦点となる。
NBAヨーロッパは2027年10月開幕を堅持、ユーロリーグとの合意なしでも進行とテイタム副総裁この記事
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